2009年7月5日日曜日

八王子の休日






日曜日ですが、片付けなければならない仕事があって大学へ出勤です。誰もいない校舎は落ち着きます。
大学院生の頃のアルバイトで小学校と中学校の守衛をやっていたことがあるのですが、夏休み朝8時から翌朝8時までというシフトがあり、誰もいない学校の中で一日中本や論文を読んだりという非常に充実した日々を送っていました。深夜の学校の見回りも、お化け屋敷みたいな雰囲気を醸し出していましたが、誰も聞いていないと思い、大声で歌ったりとストレスを発散したりしていました。

研究室の書棚もだんだんとぐちゃぐちゃになってきていて整理をしなければならないのですが、なかなかそこまで手が回りません。

『英語科教育法』
これまで、授業の進め方について様々な実例を通して考えてきました。残りの授業は前期の総まとめとしてTeaching Planの作成について説明をしました。来学期は皆さんが実際に教壇に立ち作成したTeaching Planに基づき模擬授業をしていただきます。そのためにも今回の授業はとても大切なものでした。そして、今回の授業で教案がいわゆる授業の「台本」であり、「ネタ帳」であるということが分かったかと思います。私が以前中学に勤めていたときに作っていたTeaching Planも配布しましたので参考にしながら、各自レポートとあわせてTeaching Planを作成してください。

『英語学特論』
テンスとアスペクトについて意味論的なアプローチの総まとめとして、皆さんに研究発表をしていただきました。様々な文献を調べて自分なりにまとめられていたのは感心しましたが、もう少し広い視野で考える必要がありましたね。課題の現在完了と現在完了進行形の区別はきちんと出来ていましたが、現在完了進行形の意味論的な説明がそのまま現在進行形に当てはまってしまうものがいくつかありました。
来週の授業は語用論の談話分析を行います。

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