今回の授業では"Mr. and Mrs. Elliot"を読みました。詩人の夫と彼の原稿を一生懸命タイプする妻。年の差は15歳。この構図はPoeの"The Oval Portrait"、Hawthornの"The Birth-Mark"に登場する、画家とその妻、科学者とその妻という19世紀後半のゴシック・ロマンス的な作品とどことなく似ている。それはElliot聞くとT. S. Eliotが想起されることにもあるかもしれませんね。
舞台となるフランスのシャトーという場面設定からも考えられるということを授業の前半で説明をしました。
具体的な作品の読み解きとしては、コーネリアの2度の涙、みんなが幸せに暮らしていたという結末の描写の意味についてグループごとにディスカッションをしましたが時間切れとなり、次回の授業に持ち越しとなりました。
来週の授業の前半部分で今日の確認をしていきます。じっくり作品を読み直してみましょう。
それから、レポートの提出日を1週間延期しました。来週ではなく、20日になっていますので、時間をかけて完成させてください。
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