2010年2月26日金曜日

オーストラリア滞在記4


相変わらず夕食の紹介。今日は完全に手抜き。野菜炒めです。セロリ、人参、ピーマン、ブロッコリー、さやえんどうなどを入れて焼き肉のたれで炒めたもの。それに、オージービーフ。付け合わせのトウモロコシとジャガイモの茹でたもの。調理時間は5分足らず。

日本では、バンクーバーオリンピックで盛り上がっていることなのでしょうが、こちらではほとんど報道されません。時々ニュースで見ているのですが、オージーの選手たちがメダルを取ったときのインタビューがかなり印象に残りました。
こんな感じのやり取りでした。
インタビューアー「メダル獲得、おめでとうございます!」
選手「本当にグレートだぜ。この数年、いろんなことを犠牲にして練習してきたので、メダルが取れてよかったよ。本当にハッピーだったし、完璧な滑りだった。見ててわかったでしょ?」
インタビューアー「そうだね、君はグレートだよ。」

ぼーっとしながら聞いていたので、おそらくこんな感じだったのですが、気になったのが、「いろんなことを犠牲にしてきたから」という発言。自分のために練習をしてきたということをちゃんと主張してます。でも、日本人の選手だったら、きっと「支えてくれた皆さんありがとう」と自分を出すことはないんだろうなぁと思いました。それに、インタビューアーも「この喜びを誰に伝えたいですか?」なんていう質問もするからね。これを言語学的に説明もできるのですが、授業のネタとして使いたいので、ここでは説明はしません。
文化的な違いが明らかに出ています。フィギアスケートのインタビューも「練習を見てたけど、リフトされたとき落とされちゃったけど、痛かった?」とか「音楽の選曲はどちらがしたの?クールだよね。」なんて、お気楽な感じの質問をしてました。こんな感じでバンクーバーオリンピックが終わっていくのでしょうね。

木曜日の夜に昨年知り合った友人と飲んできました。とにかく飲んでしゃべり倒す。彼だけではなく彼の彼女、友人と4人で相当飲み、木曜日の夜であるということに気がついたころには相当出来上がってしまいました。みんな、明日働きにいきたくない〜。と口々に。なんとか日付が変わる前には戻ってくることができましたが、楽しい時間が過ぎ去り、ストレス発散できました。ただ、パブで飲んでいる最中に他のお客さんたちが突然加わってくることがあるのですが、捕鯨とトヨタの話題を日本人だからといって話しかけてくるのは困った。京都議定書にサインをするのを拒むことと捕鯨反対というのはかなり矛盾するんじゃないの?などと言ってみたりして。所詮、酔っぱらいの戯言ですが。。。



2010年2月23日火曜日

オーストラリア滞在記3


おそらく、オーストラリア滞在記のはずが、手抜き料理紹介になっているような気もしますが。
とりあえず、今日の夕飯です。メニューはトンカツ。昨日の豚肉の残りなのですが、日本の豚肉と違って少し固いので、包丁の背で何度もお肉をたたくところから準備開始。
本来は卵と小麦粉でパン粉をつなぐのですが、あまり生卵を使いたくないということもあり、マヨネーズを使うことでつなぎを代用。そもそも、パン粉がそのままだと豚肉につかないので、「のり」の役割をするものがあれば何でもいいんじゃないかな。
ということで、全面にマヨネーズをまんべんなく塗り、パン粉につける。後は油で揚げるだけ。調理時間10分です。肝心の味ですが、本当に誰かに食べてもらいたい(笑)

今日、帰りに学生たちと一緒に大学からショッピングセンターに向かうバスに乗りました。そのバスが、途中で手を挙げて乗ろうとしていたお客さんを乗せ忘れてしまい、バス停を通りすぎてしまいました。そしたら、何人かの乗客が席を立ち運転手さんのところまで行き、乗客を乗せ忘れているということを告げた。そしたらバスはルートを外れて右折をして停車。乗客の一人の若い女性(多分、大学から乗っていた人なので大学生だと思いますが)がバスを降りて何をするのかと思ったら、通り過ぎたバス停までバックして戻るために後続の車を止めにいき、バスを誘導。無事に乗客はバスに乗ることができました。とてもオーストラリア的な光景を見たような気がします。



2010年2月22日月曜日

オーストラリア滞在記2


今日の夕飯のメニュー
豚肉の味噌炒め、ご飯、トマトのサラダです。もちろんビールも。
日本だと、ご飯とおかず、サラダは別々の食器に入れて出てくるのですが、こちらは基本的にはワンプレートです。

今日は、学生さんたちは明日からの授業のクラス分けのためのエントリーテストを受け、疲れきっていました。その間、私は学内で使えるWifiのログイン用のアカウントを作ってもらっていました。まぁ、ここからがいかにもオーストラリア的で、最初に作ってもらったアカウントとパスワードでうまくネットに接続できず、2回目に作ってもらったアカウントもだめで、3回目もうまくいかず。所要時間1時間ぐらいかかりました。「とりあえず明日にしようか」と。。。
以前留学していた頃も、こんなことがしょっちゅうあったので慣れていますが、きっと顧客意識が過剰なまで強い国の人たちはイライラするのでしょうね。ここで怒ってもなんにも解決しないのに、突然怒ったりするのはよくないですから。







2010年2月21日日曜日

オーストラリア滞在記1


2月20日から3月16日まで学生の引率業務でオーストラリアのブリスベンに滞在をします。ここでは、非公式の滞在記をレポートしていきます。
2月20日夜、成田を出発し翌21日7時にブリスベン国際空港に到着。日曜日着の便とあって、イミグレーションには長蛇の列で、チェッ
クアウトに1時間近くかかってしまいました。そのまま、送迎バスに乗
るが、一昨年・昨年と同じバスドライバーさんでした。

9時頃に大学に到着し、学生さんたちはステイ先のファミリーに引き取られ、これから彼らの長いようで短い研修が始まりました。

学生さんを見送った私はタクシーを呼んでもらい、滞在先のアパートタイプのモーテルに。ここも3年間お世話になっているところなので、宿屋の主人から全く部屋の説明も受けず、鍵を受け取り部屋に入り荷物の整理。
ここから、私の長いようで短いブリスベンの滞在が始まりました。

少し休息を取り、今後の自炊生活のために食料の買い出しに。Toowong駅近くには小規模ながらもショッピングセンターがあり、町外れにはアジアン食材店があるので生活には困らない。
まずは、アジアン食材店でカリフォルニアライスNishiki(これが一番日本のお米に近い)、焼き肉のたれ(万能調味料として)、醤油、日本のマヨネーズ(こちらのマヨネーズは少し薄味なので、食べ慣れたやつを)、パン粉(トンカツを作ろうかと思い)を購入。それから、ショッピングセンター内にある八百屋でトマト、ニンニク、タマネギ、ジャガイモ、トウモロコシを購入。スーパーでは、油、豚肉、オージービーフの角切り、バーガー用のパン、カッテージチーズ(お昼のお弁当に作るサンドイッチ用に)、スパム缶、海苔せんべい(といってもMade in Australia)を買った。
もちろん、酒屋でビールも忘れずに購入。連絡用に携帯を約30ドルで購入し契約手続きも完了。これで、数日間の食生活は問題はなく過ごすことができそうです。

お昼ご飯は、ショッピングセンター内のサンドイッチ屋さんでバケットを買って帰ってきたのですが、携帯電話と並べた写真でわかる通りこれがかなりの大きさ。これで400円なんです。オーストラリア人と同じサイズの食事を普通にしていたら、体型も大きくなってしまうような感じです。