2009年11月7日土曜日

ゼミ面接

木曜日にゼミナールの面接を行いました。
こちらの予想に反して31名の学生さんの応募があり、20名程度まで人数をしぼらなければならなくなってしまいました。
面接を始める前に、5つの点についてこちらの基準で評価をするとお伝えいたしましたが、その評価基準は以下のものになります。

1. 志願書:あまりにも空白が多かったり、鉛筆の下書きの文字がそのままだったりするものは論外。また、非常に小さな文字でいろいろと書きすぎていても、逆に内容が理解しにくくなっているものは、読み手のことを考えていないという点で評価は低い。また、面接の時間を定め、掲示板にて告知したにもかかわらず、それを見落として違う時間帯に来て、いろいろと言い訳を述べられた方がおりましたが、問題外です。

2. 視線、しぐさ:話すときに視線をそらしたり、アイコンタクトが上手にできない場合には評価を低くしました。英語でコミュニケーションをとることを前提とするならば、言語能力だけではなく、非言語の部分でもコミュニケーションスキルを持っている必要があると考えられるからです。さらに、話すときに落ち着きがなかったり、髪の毛を触ったりという場合も好ましい態度とは言えないので減点。

3. 積極的にコミュニケーションをとろうとする態度:いくつか英語で質問させていただきました。文法的に誤った表現はあまり気にしませんでしたが、なんとか相手に伝えようという態度があるかどうかを判断させていただきました。さらに、自らが学んでいこうという積極的な態度が見られるかも勘案しています。「ゼミで先生に教えてもらいたい」ということではなく、自らが問題を見つけ、それを追求する姿勢が大切だと考えているからです。ですので、最後に「何か質問はありますか?」という問いかけをいたしました。少なくとも、自らが学ぼうという姿勢を持っていれば答えられるはずだと思います。

4. キャリアプランを描けているか:将来のことについて、きちんと考えているかということがポイント。また、ゼミでの内容が応募した学生さんたちの将来に結びついていれば非常に有益になるでしょうが、そうではない場合には、お互いに嫌な思いをすることになると考えています。

5. 自己分析力:ゼミで最も大切なことは、主観性を排除して客観的に論じるということだと考えています。そのため、自分自身をきちんと分析できているかどうかについては、かなり比重を置いて選考にあたりました。「あなたの弱点は?」という問いに対して「特にありません」という方もおりましたが。。。

これらの点を0から3点で評価し、総合点を算出して選考いたしました。選考結果は金曜日に発表されることになっています。

なお、今回の募集で20名の方を合格としたため、2次、3次募集は行いません。